AIと創る人の未来
2023年07月17日
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
映画もアニメも、好きな時に好きな場所で見ることができます。
これもネットや動画配信サービスのおかげです。
小さな頃に描いていた夢が実現したと言っても過言ではありません。
Netflixでは、ついにワンピースの実写化が実現しました。
そして、今楽しみなのは浦沢直樹さんの「PLUTO」です。
これは、鉄腕アトムの「地上最大のロボット」という話を浦沢さんがリメイクした物語です。
人とロボットが共存する世界が、浦沢さんらしく楽しく切なく描かれています。
アニメとしてどう描かれるのか楽しみです。
ちなみに、浦沢さんの「Monster」は既にNetflixでアニメ化されています。
さて、2023年も半分が過ぎました。
21世紀になってから、まだドラえもんはいません。
「パーマン」のコピーロボットもありません。
でも、漫画で夢見ていたような自立型ロボットと共存する世界は意外と近いのではないか。
それを感じさせるのが、ChatGPTなどの生成AIの登場です。
もし自ら判断して行動できるAIが搭載されたロボットが生まれたら。
その時、私たちはそのロボットとどんな関係になるのでしょうか。
ロボットと話すことは、人と話すことと何が違うのだろうか。
AIにロボットをロボット自身に最適化して作るように依頼したら、どんな姿になるのか。
私たちは人として、人型のロボットを前提に考えます。
しかし、実体を持たないAIがロボットを創造したら、何に見立てるのでしょうか。
AIは人が作ったから、やっぱり人?それとも猫?
人が人として最適化してきたのがこれまでの世界。
AIに未来の創造を委ねた時、どんな世界が描かれるのだろうか。
そこに人が描けなかった未来あったとしたら、人はそれをどう思うのか。
人がそれを受け入れたとき、もはやAIは神様のような存在になるのでは。
それは平和の女神か、それとも邪悪な破壊神か。
そもそも実体がないので、人にとっては、まさに神っぽい存在になりそうなのがちょっと怖い。
AIが当たり前になった今。
私たちがどういう未来を描きたいのか、という問いを自分事として考えることが重要だと思う。
ネットから学ぶAIのことを考えると、ネット上に何を発信するかも大切なのではないか。
これからは、皆が未来を自分事として考え、建設的に表現することが、人が長く反映するためにも必要なのだと思いました。