新しいクルマのかたち
2017年11月20日
こんにちは。株式会社ハッピーコンビの中村です。
自動車メーカーの不祥事が発覚する中、今年も東京モーターショーが開催されました。
今年はEV(電気自動車)展示が多く、本格的なEVシフトが明確になっています。EV市場への出遅れはメーカーにとって、死活問題になりうるということなのでしょう。
そんな中で、これからのEVはアクセルとブレーキが一体化した「ワンペダル」が主流になるのだそうです。
ワンペダルとは、アクセルから足を離すとブレーキがかかる仕組みのことで、ブレーキペダルを踏まずに停止させることができます。
ブレーキをかけるとモーターの駆動力を発電器として作用させることができます。
これを回生ブレーキといい、鉄道車両では回生ブレーキで発電した電気を架線に戻して、他の車両へ供給するエコ技術として定着しています。
これをEVにも適用して、蓄電効率を高めて走行距離を伸ばす狙いがあるのでしょう。
EVの普及にとって、充電ステーションの不足は大きなネックになると思われ、これらが十分に設置されるまで待てないという事情もあるのかな?と思います。
究極は、走行時も駐車時も蓄電するプラグレスの自家発電EVになるのでしょうが、そこまでにはまだしばらく時間がかかりそうです。